こんにちは。現役地方公務員のちゅんです。
突然ですが、こんなふうに感じたこと、ありませんか?
「本を読んだりしているけど、なんだか全然アウトプットできていないなぁ…」
私自身、読書というものを始めてからちょうど1年ぐらい経ったとき、まさにこんなことを思っていました。
私と同じような悩みを抱えている方が、この記事を読んで少しでも行動に移せるようになれば、嬉しく思います。
それでは本題へ!
この記事はこんな人にオススメ
- インプットばかりでアウトプットが進まないと悩んでいる人
- アウトプットと言っても、何をすればいいかわからない人
- 行動はしているものの、すぐに挫折してしまう人
アウトプットができない原因
アウトプットができない原因として、次の3つが考えられます。
- インプットで満足している。
- 何をすればいいかわからない。
- 途中で挫折してしまう。
1つ目の「インプットで満足している」というのは、自分自身ばっちり心当たりがありますね。
私が読書を始めた頃なんかは、「読書をしている」という事実(頑張って勉強してます感)に満足していました。
その証拠に、「当時読んだ本の内容を教えて」と言われてもほとんど覚えていないので、きっと何も言葉が出てこないでしょう…。
2つ目の「何をすればいいかわからない」。
これもよ~くわかります。
冒頭にお伝えした「本を読んだりしているけど、なんだか全然アウトプットできていないなぁ…」と感じた経験。
これを打破すべく読んだ本が、後ほどご紹介する本というわけです。
3つ目の「途中で挫折してしまう」。
正直、新しい行動を起こすことって、挫折が付き物だと思っています。
でも、そんな中でも「挫折⇒復活」を繰り返せるようになれたら、こっちのものです。
では、どうやったらアウトプットができるようになっていくのでしょうか?
アウトプットができるようになる方法4選
アウトプットができるようになる方法として、大きく4つを挙げます。
- ①「できること」をやる。
- ②「できる環境」にする。
- ③とりあえず「手と足」を動かす。
- ④「成功」をイメージする。
詳しく見ていきましょう。
①「できること」をやる。
例えば、先ほどのアウトプットができない原因の3つ目「途中で挫折してしまう」を例に挙げてみましょう。
途中で挫折してしまう要素は、一体何なんでしょう?
複数の要素が重なっているかとは思いますが、1つとして「やろうとしていることが難しすぎる、デカすぎる」という場合があるのではないでしょうか。
アウトプットしまくっている人は、デカすぎる目標を一気にやろうとしません。
その目標を達成するためにやるべきことを分解して(私はこれを「タスクの細分化」と呼んでいます)、1つずつ着実にこなし、「ちゃんと前進している」という感覚を大事にしています。
私が読書で全然アウトプットできていないと感じた経験を例に挙げてみます。
この悩みを解消すべく、自分の考えをアウトプットするために「ブログを始めよう」と考えました。
しかし、いきなり『ブログ』と言っても正直現実味が湧かなかったので、「まずは手軽にできることからやろう」と、『日記』から始めることにしました。
さらに言うと、日記をスマホでつけるために『アプリをダウンロードする』というタスクを設定しました。
こんな感じで、「こなせるレベルのタスクまで細分化する」ということができれば、きっと初動が早くなります。
②「できる環境」にする。
次の方法は、「自分の身の回りをアウトプットできる環境にする」というものです。
例えば、「作業中はスマホを遠ざける」「テレビの電源を抜いておく」といったことですね。
私もいざブログを始めようと思ったとき、パソコンの動きが重くて重くて…。
しかし、これもある意味チャンス。
「ちょうど良かった!」と言い聞かせて、モバイルノートに買い替えちゃいました。(その代償として、スマホは8年目に突入しそうです…)
パソコンの買い換えはなかなか勇気がいりますが、職場のマウスやキーボードをお気に入りのものに替える、なんてのもアリかもしれませんね。
③とりあえず「手と足」を動かす。
とは言うものの、どうしてもやる気が出なかったり、集中できなかったりするものです。
そんなときは、とりあえず「手と足」を動かしてみましょう。
ここでのポイントは、動かすのは「頭」ではなく、「手と足」だということです。
理由は、人間ってやる気が出ない、集中できていないというときでも、頭の中は結構いろいろと考えているものです。
しかし、集中力のない状態でいくら脳内を巡らせても、何もアウトプットできません。
そこで有効的なのが、とりあえず手を動かす(または足を動かす)ということ。
人間は、「やる気があるから行動する」のではありません。
「行動するからやる気が出る」のです。
このことさえわかっていれば、あとは10秒手を動かしたらOKというわけです。
④「成功」をイメージする。
さらに、どうしてもアウトプットが進まず、心が折れそうになるときは、「成功」をイメージしましょう。
なぜなら、成功イメージは、自分を奮起させるための燃料になるからです。
(最近の私の場合、布団に入りながら「清々しく退職の挨拶をしているところ」をイメージして、気分よく眠りにつくようにしています。笑)
また、序盤のアウトプットができない原因の1つ目と2つ目、「インプットで満足している」「何をすればいいかわからない」の対処法にもつながります。
つまり、自分が思い描く「成功」がイメージできていれば、アウトプットを前提としたインプットをするようになります。
「何をすればいいかわからない」という状態は、ひょっとしたら自分の実現したいゴールがまだ鮮明ではないからかもしれませんね。
アウトプットの実践にオススメの本
最後に、私自身が「本を読んだりしているけど、なんだか全然アウトプットできていないなぁ…」と感じたときに読んだ本を紹介したいと思います。
それはこちら!(ドンッ!!)
『学びを結果に変えるアウトプット大全』
著者:樺沢 紫苑
発行・発売:サンクチュアリ出版
こちらの本の素晴らしい特徴としては、
- アウトプットの手段として「話す」「書く」「行動する」で章分けした、わかりやすい構成であること。
- 全部で80のテクニックを基本見開き1ページで完結していること。
- マインド系の話も、心理学・脳科学に精通した精神科医の著者による解説が付いているから、説得力が圧倒的であること。
といった感じで、非常に読み進めやすく、また、明日にでも実践できる内容も多く含まれていたので、「アウトプットが進まない…」と悩んでいる人には本当にオススメです。
まとめ
【アウトプットができない原因①】インプットで満足している。
【アウトプットができない原因②】何をすればいいかわからない。
⇒成功イメージを鮮明にし、「アウトプットを前提としたインプット」にシフトチェンジしましょう。
【アウトプットができない原因③】途中で挫折してしまう。
⇒とりあえず手と足を動かし、「タスクの細分化」から着手してみましょう。
最後に、『学びを結果に変えるアウトプット大全』より、私が一番痺れた言葉をご紹介して、締めたいと思います。
インプットは「脳内世界」が変化するだけ。アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。
出典:学びを結果に変えるアウトプット大全(著者:樺沢紫苑)
以上、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!